温熱療法とは〔温熱療法〕
秋田県の玉川温泉の岩盤浴や最近では、家庭用の温熱治療機も発売されています。
本格的な研究がはじまったのは、1960年代になってからです。現時点では研究段階の治療で、まだ標準的治療とはいえませんが、一部の病院では、最新の治療方法として、実際に行っています。
温熱療法の医療機関では、全身を加温する方法(全身温熱療法)と、その近くを温める方法(局所温熱療法)があります。
一般には局所温熱療法が主に行われる方法で、マイクロ波や電磁波を用いた装置で局所を温めます。
医療機関では、体の外から加温するのが最も多く行われる方法ですが、その他に食道、直腸、子宮、胆管といった管腔(かんくう:空間のある場所)内に器具を入れて加温する方法や組織の中に数本の電極針を刺し入れて加温する方法が試みられています。
体の表面は特に目的の温度まで比較的容易に温めることができるため、強いと言われています。
また、最も病院での有効な治療は放射線や抗がん剤の効果を強めることを目的に、放射線や抗がん剤を使います。最も研究が行われているのは局所と放射線を行う治療で、脳腫瘍、食道がん、乳がん、大腸がん、膀胱がん、軟部組織腫瘍等のがんでみられています。
放射能に伴う副作用には、部位のやけど、痛みがあります。体の深いところを治療するのに適した高周波の加温装置を使用した場合は、頻脈、体温上昇といった全身の症状が出ることがあります。